「ドアは米日両国にも開かれている」 AIIBが再度呼びかけ 

「ドアは米日両国にも開かれている」 AIIBが再度呼びかけ 。

タグ: AIIB

発信時間: 2017-06-23 14:06:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 

日本経済新聞は6月18日、AIIBの金立群総裁が17日、韓国南部の済州島で開催されたAIIB年次総会で記者会見を開いたと報じた。現在までAIIBに参加していない日本とアメリカに対し金立群総裁は、「AIIBは開放的な立場を維持している。大きなドアは常に開かれている」と述べた上で、参加歓迎の態度を再度表明した。 同記事は、AIIBが日本とアメリカの参加を促すのには2つの理由があると分析する。第一に人材確保のためである。AIIBの職員はわずか100人程度で、アジア開発銀行(ADB)の3000人をはるかに下回る。融資プロジェクトの発掘は簡単ではなく、金融開発に精通した人材も非常に限られている。もし日米両国が参加すれば、国際機関での業務経験を持つ人材のチャネルがさらに広がることになる。 

第二に、信用を強化するためである。もし世界経済力で第1位と第3位のアメリカと日本が重要な出資国となれば、AIIBは国際機関としての信頼度が大いに高まる。金立群総裁は債券発行の前提となる信用格付けについて、「年末に3大格付け機関から評価を得る予定であり、中国の格付け機関とも交渉中だ」と述べる。 朝日新聞は6月18日、主催国の韓国にとって今回の年次総会は、THAAD問題で悪化した対中関係を改善する機会となっていると報じた。

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