中国、産業用ロボットを「爆買い」 日本に商機

中国、産業用ロボットを「爆買い」 日本に商機。

タグ: 中国産業ロボット

発信時間: 2017-06-24 13:34:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国で産業用ロボット需要が急増している。製造現場での人手不足や自動化ニーズの高まりが背景にあり、日系メーカーが増産対応を急いでいるという。『日本経済新聞』電子版が21日付けで報じた。

同紙は、中国現地での「ロボット爆買い」の事情の取材を通じて、人口構造の変化という「曲がり角の中国」の今が見えてきたとして、次のように報じた。

上海から車で3時間半。浙江省の港町、寧波にある家電部品メーカー、新露はプレス加工工程に川崎重工業(本社:兵庫県神戸市)製のロボットを導入し、1ライン当たりの従業員を10人から1人に減らした。

中国の産業用ロボットの市場シェアで過半を占める日本・欧州勢は「今こそ投資の時だ」(川崎重工業)と攻勢に出る。

川崎重工業は、2016年度に4000台だった主力の蘇州工場の生産を2017年度は約8割増の7000台に引き上げる。不二越(本社:富山県富山市)は2018年までに中国で新工場を稼働し、生産能力を現在の約3倍の月1000台に増やす。

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