米国メディアは、国連(UN)・副事務総長が7月3日、アフリカのリーダーたちに中国政府の大規模なインフラプロジェクトを「利用」するよう促したと伝えた。
『AP通信』は7月3日、国連・副事務総長のアミナ・モハメド氏がアフリカ連盟(AU)サミットの国家元首に対する講話のなかで、中国の「一帯一路」構想を称賛したと報道した。同構想は、「新シルクロード」の港湾、鉄道、道路を建設し、アジア、アフリカ、欧州の貿易を拡大することを趣旨としている。
報道によると、かつてない中国の構想は、アフリカのインフラへより多くの資金を投じることを世界の協力パートナーに求めている。2009年に中国は、アフリカにとって最大の貿易パートナとなった。
元ナイジェリア政府要人のモハメド氏は、「これはチャンスであり、私たち国民に銃排除の選択肢を与えるだけでなく資産ももたらす。人材はもちろん、自然資源も全てアフリカ大陸に留め、明日をつくるものだ」と話した。