中国国家重大科学技術専門プロジェクトによる支えのもと、全国200余りの企業・組織や2万人を超す科学研究員、9年の長期にわたる共同努力を経て、中国が自主知的財産権と単独輸出権を有する第三世代原子力発電技術CAP1400の研究開発に成功した。上海核工程研究設計院は、原子力プロジェクト研究開発に関連する先進設備と材料を展示した。
9年にわたり、中国国家エネルギー局が主導して組織し、国家核電が主導して取り組んできた。上海電気、中国一重、東方電気、中核、中広核、中核建、三一重工、宝銀、瀋陽遠大、江蘇海獅など国有企業と民営企業の150社余り、清華大学、上海交通大学、西安交通大学、浙江大学など著名高等教育機関10校余り、中国核動力研究設計院、中国工程物理研究院、中核武漢核電運行技術股份有限公司、中国原子エネルギー科学研究院など研究機関30機関余り、約2万人の科学研究技術員がCAP1400の研究開発に関与した。
現時点で、原子力発電重大科学技術専門プロジェクトには知的財産権が2894件あり、原子力発電の設計、試験、安全評価、協同イノベーション体系、装備製造などに関する中国の国家能力を全面的に向上させた。研究開発の過程で、全国のシステムをベースとし、資源を十分に利用・共有することを後押しし、政府・企業・学校・研究機関の協力プラットフォームを構築。科学研究の大協力、技術の大集積、イノベーションの大結集を促進した。