CAP1400総設計師で上海核工程研究設計院・院長の鄭明光氏は、CAP1400の全体設計構想について、発電所の容量レベル引き上げ、発電所全体指標の最適化、発電所の設計均衡化、発電所全体の新しい安全設計、事業設計とキー設備設計の採用、設計自主化と設備国産化の全面的推進、福島事件後の国内外技術政策に対する積極的な対応を行い、現時点で最高の安全目標を実現し、最も厳しい環境排出の要求を満たすことと説明した。
CAP1400モデル事業の施工設計は基本的に完成している。原子力発電所の国産化の標準設計、型番設計、試験・検証、原子力発電確率論的安全評価(PSA)、主設備の消化・吸収、キー設備超大型鍛造品の研究・開発、原子炉格納容器の製造、原子力発電所の一次系統建造・据え付けなど重大コア技術の大幅な進展に成功。中国の第三世代原子力発電技術の研究開発、事業設計、設備製造、試験・検証の自主化と同時に、先進ソフトプラットフォーム構築と先進核燃料利用の自主化を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月10日