新モデル「観光プラス高齢者サービス」の将来は?

新モデル「観光プラス高齢者サービス」の将来は?。

タグ: 中国観光

発信時間: 2017-07-13 17:23:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国で高齢化が日に日に進行し、「421ファミリー」(両祖父母と両親と一人の子どもからなる家族)や一人暮らし世帯が増え続けるのにともない、これまでのような家族による世話だけでは社会全体の高齢者ケアのニーズを満たせなくなってきた。高齢者サービス産業が多様化する流れの中、市場の方向性を把握し、高齢者サービス産業の資源を統合するにはどうするかが、産業の第一の課題になっている。

▽質の高いレジャー型高齢者サービスモデル

最新の統計によると、中国は今、世界の歴史の中でも最大規模、最高速の人口高齢化プロセスを歩んでいる。2050年には高齢者数がピークに達して4億8700万人になり、ここから1千兆元(1元は約16.7円)の巨大市場が派生することが予想されるという。

観光プラス高齢者サービスは「渡り鳥型高齢者サービス」と「レジャー型高齢者サービス」の融合体で、観光の目的、行動、効果の上で健全性、環境保護性、快適性を追求する。一般的な観光旅行のように観光地を駆け足で回り、忙しい日程をこなすのではなく、1つの場所に10日以上、時には数ヶ月も滞在して、ゆったりと旅の醍醐味を味わい、健康的な高齢者の暮らしを実現するとともに、視野を広げることを目指すものだ。

現在、観光やレジャーをともなう高齢者サービス産業は中国で新たな発展チャンスを迎えている。インターネット技術の優位性と伝統的な観光レジャー型高齢者産業をどのように結びつけるかが、観光産業と高齢者サービス産業の新たな検討課題だ。

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