「参考消息網」が7月17日にロシアメディアの報道を引用して伝えたところによると、ロシアスタンダードバンクは、モスクワのツム百貨店とレニングラード商業館(DLT)で支付宝での支払いをスタートすると発表した。
ロシア紙「ニェザヴィーシマヤ・ガゼータ」の7月14日の報道によると、支付宝ロシア・独立国家共同体地区事業発展部マネージャーのボグダン・ジャドロリネ氏は、ロシアで支付宝を使用できるのは中国公民だけだと紹介。2016年にロシアを訪れた中国人旅行者は約150万人、1人あたりの平均消費額は4000万ドル。
モスクワのツム百貨店のアレクサンダー・パフロフCEOによると、同店の売上高の9%が中国人旅行客によるもので、レニングラード商業館では22%に達し、外国人客の比率も上昇している。パフロフ氏は、「支付宝の導入は私たちのアイデアで、これは中国で最も流行している支払い方法である」と述べ、具体的な数字はわからないが、中国人消費者による売上高への貢献は高まるとの見解を示した。2015年、ツム百貨店とレニングラード商業館は銀聯での支払いを開始した。パフロフ氏は、「支付宝の導入で支払いがより便利になる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月18日