「参考消息網」は7月17日、米メディア報道を引用しながら、「日本の電気自動車ベンチャー企業であるGLM社は、高級スポーツカーの生産に必要な資金を求める際、日本国内の投資家からは集めることができなかった。しかし、香港を拠点とするオーラックスHDが、同社を128億円で買収することにした」と報じた。
ブルームバーグは7月14日、オーラックスHDが株主割当株を通じて今回の取引資金を集めると報じた。株主の中には中国のテレビメーカーであるTCLがいる。GLMの創業者でCEOの小間裕康氏は、新たな親会社の支援の下、世界から開発資金を取得する。
「参考消息網」の記者の調べによると、オーラックスHDは7月9日に声明を発表している。それによると、ターゲット企業は日本で電気自動車の製造と販売を行っているほか、川下の電気自動車メーカーにシャーシやエンジンシステム、車両制御ユニットなどのソリューションビジネスを提供している。
現在、同社はスポーツタイプの電気自動車「トミーカイラZZ」を販売しており、スーパーカータイプの電気自動車「GLM G4」を開発中である。 オーラックスHDはGLM社の3分の2以上の議決権を持つ株式を保有する。日本の会社法によれば、これによって残りの株主を端株主に変えることができ、その結果、完全持ち株会社にすることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月19日