フォーチュンの中国語サイトは北京時間20日夜、最新の「フォーチュン・グローバル500」を世界と同時発表した。中国の入選企業数は14年連続で増加し、今年は5社増の115社に達した。全体的に見ると、これらの企業は国有・中央企業が中心的だが、民間企業も台頭の勢いを示している。20日付北京商報が伝えた。
今年のランキングに一部の変化が生じたことを否定できない。まず中国の新たに入選した企業のほとんどが民間企業で、全体に占める割合が20%に上昇した。
北京大学光華管理学院の劉俏院長は「これは中国経済のモデルチェンジにおいて、市場の力が粘り強く蓄積されていることを反映した。民間企業は投資・資本利益率が比較的高い。民間企業の台頭は、中国企業2.0時代の漸次的な到来を反映している」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月21日