米アマゾンはこの20年間でグローバルネットワークを構築し、質の高い3億人のユーザーを手にしている。アマゾン中国エリア副総裁の牛英華氏は「当社は輸入面で海外購(アマゾンの越境ECサービス)に専念し、世界の商品を中国に導入する。輸出面ではグローバルネットワークを利用し、中国の店主に協力し商品を世界に販売する」と話した。
中国EC大手、アリババ・グループの国際事業部第3者運営総経理の黄輝氏は「当社は阿里雲(クラウドサービス)を通じ、ビッグデータの計算能力を使い、国際貿易を含む当社のプラットフォームの開放を拡大する。第3者の開発者を招き、共同発展を実現する」と表明した。
小売から事業を開始した国美の方針は、アリババと異なっている。国美インターネット(共有)生態科技有限公司総裁の宋永柱氏は「当社は2015年より海外事業を展開しており、インドやロシアなどの子会社を設立している。一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)がもたらす新たなチャンスを利用し、海外の商品・プラットフォームとの連結を強化したい」と述べた。