中国政府は2日、シェア自転車に関するガイドライン『シェア自転車の発展の奨励と規範化に関する指導的意見』を発表した。
交通運輸部、中央宣伝部、中央ネットワーク安全・情報化指導チーム弁公室(中央網信弁)、国家発展改革委員会(発改委)、工業情報化部(工信部)、公安部、住宅・都市農村建設部(住建部)、中国人民銀行(中央銀行)、中国国家品質監督検査検疫総局(質検総局)、国家観光局の政府10部門の共同発表によるもの。
同意見は、「シェア自転車の普及は近距離の手軽な移動に適しており、環境にやさしい交通システム段の構築を促す」として前向きな見方を示した。
「利用者本位のサービス提供」や「サービス提供地による管理」などを基本原則とした上で、ルールに則ったシェア自転車の普及を促進し、一段のサービス向上を図り、利用者のニーズに応えるべきとの方針を示した。
シェア自転車は、自転車を短期で貸し出す事業で、環境に配慮した都市型交通システムの一部であり、近距離移動や公共交通との乗換の利便性を高めるサービスでもある。