中国鉄路総公司副チーフエンジニア、中国鉄路国際有限公司董事長の楊忠民氏は「国によって地理・気候・環境が異なり、鉄道技術の需要も異なっている。中国は現在、寒冷地、高原、砂漠、土壌の脆い地域、険しい山間部、カルスト地形、熱帯の島など複雑な各種地質条件下で、高速鉄道の建設と運営に成功している。すでに延べ60億人以上の乗客を安全に輸送しており、高速鉄道の豊富な運営経験を持つ」と話した。
複数の業界関係者は、世界の鉄道復興という好機を迎えた中国の鉄道は、海外進出するだけでなく海外に根ざす必要があると指摘した。中国中車股份有限公司国際事業部の周飆副総経理は「中国の鉄道の海外進出は、本土化の理念と、所在国との鉄道経済共有に基づかなければならない」と指摘した。
王氏は「モンバサ〜ナイロビ鉄道の建設を計画した際に、当社は同鉄道、モンバサ港、モンバサ経済特区の三位一体の発展構造を同時に計画した。産業発展により、ケニアの鉄道の自主的かつ効果的な運営をサポートした」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月12日