ロシア極東のウラジオストクで開かれていた第3回東方経済フォーラムが7日、閉幕した。今フォーラムではロシア極東開発問題を巡り、様々なイベントが催された。
極東開発はこれまでに一定の成果をあげており、多くの企業による投資やプロジェクトの実施などでこの地域の経済発展につながっている。ロシアは規制緩和に意欲的に取り組んでおり、投資環境の一段の改善によって極東地域における中国との協力を推進する意向を示した。
ロシアの極東開発を統括するトルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は、極東地域の経済発展を推進する新たな政策を導入してから3年間で、事業運営を開始した企業は計51社、 実施された(実施中を含む)投資プロジェクトは計837件、総投資額は3.2兆ルーブル(約556億ドル)に上ったと説明した。