8月上旬に融資残高が9000億元の大台を突破したが、証券信用取引の資金増加速度も低下していない。6日の最新データによると、上海・深セン市場の融資残高が9518億9100万元に増加し、今年に入って初めて9500億元を超えた。
この1カ月で、上海・深セン市場の融資残高500億元以上増加しているが、これらの高リスクの資金はどの業界、銘柄に流れているのだろうか。統計によると、資源類の銘柄に大量の資金が流れ、かつて人気があった耐久消費財関連銘柄は資金流出が目立つ。
資源株が人気の投資先に
下半期に入ってから、A株市場の資源銘柄は勢いよく上昇している。申万指数を見ると、非鉄金属と鉄鋼業が下半期に最も上昇し、それぞれ31.25%と29.91%上昇。採掘業も11.03%の上昇となった。
資源株の動きの中で、投資資金の存在は大きい。8月以降、非鉄金属業の融資残高は22.36%増加し、全業界の中で最大の増加となった。鉄鋼の融資残高は18.73%増で3位、採掘業は14.91%増で4位。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月10日