下半期は国有企業の改革に関するビッグニュースが続いている。中国聯通の資本構成が混合所有制に変わり、国電集団と神華集団が再編されたことに続き、中国鉄路総公司、中糧集団、中金珠宝などの混合所有制改革の準備が進められている。国家電力投資集団公司と中国華能集団公司の再編も近い。下半期に入り、国有資産監督管理委員会による国有企業改革が大幅に拡大しており、1カ月1度の頻度で改革の進展を報告している。さらに近日中には、混合所有制改革の状況に関する記者会見を開く予定だ。業界関係者は「政策面でも操作面でも、下半期の国有企業改革の進展は大幅に加速されている。国有企業改革の集合ラッパが吹き鳴らされており、大規模展開の時期が間もなく到来しようとしている」と指摘した。
中央企業を見ると、石油、電力、鉄道、軍需産業などの改革が、破竹の勢いで進んでいる。
中国石油化工集団の王玉普董事長は「販売会社の上場を推進中で、今年中の上場を予定していたが、さらに細分化が必要な事業がある。販売会社のほか、地熱やパイプといった具体的な事業の混合所有制改革を進めている」と話した。