オレンジ色の摩拜単車と黄色のofo(いずれも中国シェア自転車大手)が、相次いで海外市場に進出している。緑色の乗り捨てシェア自転車も、米シアトルの街頭に密かに姿を現している。これは中国のシェア自転車の米国「海賊版」だ。
微信支付により中国人は便利なモバイル決済サービスを利用できるようになったが、米アップル社も今年の世界開発者大会でインスタントメッセンジャーに決済機能を追加すると発表した。
「中国製」は今や欧米の同業者から模倣されるようになった。西側メディアはかつて「中国製」のあら探しばかりをしていたが、今や中国の革新の「パイ」に舌鼓を打っている。
シリコンバレーの有名ベンチャーキャピタル、アンドレーセン・ホロヴィッツの陳梅陵フェローは、ウォール・ストリート・ジャーナルに「テンセントなどの中国IT大手は、米国のスタートアップ企業と大企業に影響を及ぼしている。多くの中国モデルが米国に複製されている」と指摘した。
米CNBCテレビは「中国テクノロジー企業が急発展し、海外に進出し、世界の同業者から注目されている」と報じた。
今年ラスベガスで開かれた家電見本市「CES 2017」では、出展企業3800社余りのうち3分の1以上が中国企業だった。BBCの記者は中国の革新的な製品に驚き、「これらの製品は価格の競争力を持ち、理念とデザインも個性的だ」と記している。
中国の革新を、世界が共有している。
中国の小さな発明が、海外でファンを増やし、外国人の生活を便利にしている。ファーウェイ製スマホの世界市場シェアは3位に浮上しており、大疆創新の入門級ドローンは世界市場で約7割のシェアを占めている。支付宝は世界で4億5000万人のユーザーから選ばれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月21日