新ユーラシア・ランドブリッジ、ユーラシア内陸国の経済活力を喚起

新ユーラシア・ランドブリッジ、ユーラシア内陸国の経済活力を喚起。

タグ:中国経済

発信時間:2017-09-19 12:12:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 新ユーラシア・ランドブリッジは、中国東部の連雲港からオランダのロッテルダム港へ至る国際的な鉄道交通幹線で、全長が1万900kmに上り、世界30余りの国・地域を跨ぐ。交通の利便性向上という点で新ユーラシア・ランドブリッジは、環太平洋経済圏と欧州経済圏をつなぎ、北線大陸橋に比べ距離を3000km短縮したほか、インド洋とスエズ運河を通る水運よりも1万km短く、運賃を約20%カットし、時間を半分に減らした。

 

 新ユーラシア・ランドブリッジはシルクロード経済ベルトの重要な基盤で、東西の両端にある太平洋と大西洋の2大港湾都市を結ぶ。また、その広大で細長い中間地帯がユーラシアの内陸においては、いくつかの国を除いて基本的に未発展地域に属しており、特に中国中西部と中央アジア地区は地域が広く資源が豊富で、巨大な開発の潜在力がある。したがって、新ユーラシア・ランドブリッジの建設は、ユーラシア内陸の経済発展を大きく促進した。

 

 1992年12月1日、アジアと欧州の2大陸を横断する鉄道大ルート、新ユーラシア・ランドブリッジ建設が始まった。5年の間に新ユーラシア・ランドブリッジは、東側の橋頭保となる連雲港から、阿拉山口、喀什(カシュガル)、霍尔果斯(コルガス)、アルマトイなどまで数多くのコンテナ輸出入ルートを開き、ユーラシア大陸の輸送業を大きく発展させた。

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