高原特産品、いかに他省に進出するか
物流業の加速に伴い、高原特産品の取引が生じている。国内EC大手はチベット消費市場に進出し、現地にEC発展の原動力をもたらしている。2011年以来、高原特産品がECを通じ他省向けに販売されており、市場と利益が急成長している。
投資総額6億元のチベットECプロジェクトは、第12次五カ年計画期間(2011−15年)に国がチベット経済・社会発展を支持するための226件の重点プロジェクトの一つで、3年間の発展で初歩的な成果を手にした。
ラサは近年、EC販路の開拓を続けている。ラサ市商務局の濮方正副局長は「2016年に全市で登録されたEC企業は261社で、現地のEC企業が成長した」と話した。
チベット自治区商務庁の辺巴庁長は「チベットでは現在14県が国家EC農村進出総合模範県に指定されており、120種以上の各種特産品がオンライン販売されている。『インターネット+観光+特産品』という運営モデルにより、農家・牧民のため50店舗以上のオンラインストアを開設し、1000人以上の創業を促している」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月24日