中国民航局が17日の記者会見で明かしたところによると、今年第1~3四半期の民用航空の旅客・貨物取扱量、旅客輸送量、貨物輸送量はそれぞれ796億7000万トン、4億900人、509万6000トンで、前年同期比12.3%、12.5%、6.4%の増加となった。この伸び率は年初めの計画より高く、今年の目標を順調に達成できる見通し。
全体的に増加する中、第1~3四半期の発展構造にも変化が見られた。第1~3四半期の国内線の旅客・貨物取扱量は512億3000万トンで前年同期比11.6%増、国際線の旅客・貨物取扱量は284億3000万トンで13.5%増で、国内・国際線の伸び率の差は縮小した。貨物輸送量については、第1~3四半期は貿易の回復に伴い輸送量は158万6000トンで14.3%の急増となった。
中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降、民用航空業は安定した急成長を維持し、2016年末に中国の航空輸送規模は12年連続で米国に次ぐ世界2位になった。旅客輸送量が交通輸送全体に占める比率は26.8%に達し、2012年より11.7ポイント上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月22日