AIとニューリテール、新たな投資先として注目

AIとニューリテール、新たな投資先として注目。

タグ:投資価値のある企業 AI

発信時間:2017-11-05 10:19:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 業界筋は、この投資の伸びは今後も続くとみている。斉慎氏は、「AIは、ベンチャーキャピタリストがこのところ最も注目する分野だが、どのように商業的製品と組み合わせるべきかという問題がある。現在、金融サービスや医療産業でAIをデータ分析の手段の1つにしているが、AIはそれだけにとどまらない応用性がある。その可能性はほぼ無限だ」と述べる。


 ニューリテールについては、KPMGのデータによると、今年に入って中国の無人設備分野に対する融資プロジェクトは25件を超え、累計金額は30億元を超えた。「無人倉庫」や「無人コンビニ」などを扱う企業が続々と創業されており、IDG、真格基金、創新工場など、それに投資するファンドも50社を超える。


 ニューリテールが注目を浴びる理由について業界筋は、従来あった「人・商品・場所」のやり取りの流れを一変させるものだからだと考えている。小売チャネルを消費者に最も近い場所まで近づけることができる上に、消費者の正確なビッグデータを更に収集できるのだ。


 紀源資本管理のパートナーである徐炳東氏は、「ニューリテールは疑いなく今後の千億元級のプラットフォームとなる可能性を持つ。チームワークに対する要求は極めて高く、しっかりとした供給チェーン、システム、データ能力、資本が核心となる。ニューリテール業界は今年初頭から発展が始まったばかりだ。そのため無人倉庫からオフィスの棚、無人コンビニから即時消費圏としてのコンビニまで、それぞれの枠組みの中で各プレイヤーの乖離が進んでいる」と述べる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月5日

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