中国人民銀行(中央銀行)は5日、2017年度第3四半期(7~9月)の決済システムの総合的運営状況を発表した。
関連データによると、同期には銀行業を取り扱う金融機関が処理した電子決済業務は381億3500万件に上り、金額は523兆4700億元(1元は約17.0円)だった。このうちオンライン決済業務は120億8700万件で前年同期比4.14%増加し、金額は439兆8900億円で同1.37%増加した。モバイル決済業務は97億2200万件で同46.65%増加、金額は49兆2600万で同39.42%増加だった。また非銀行決済機関が処理したオンライン決済業務は778億3300万件で同76.78%増加し、金額は38兆9800億元で同47.99%増加した。
非銀行決済期間オンライン決済清算プラットフォーのテスト運営が安定的に行われている。同期末現在、全国の商業銀行15行と決済機関9ヶ所が網聯平台に接続し、決済機関で発生した銀行口座を利用したオンライン決済業務は直接取引ルートから網聯プラットフォームルートへの切り替えが秩序をもって進められている。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月6日