ここ数年、中国とラテンアメリカ諸国の間では、金融業界における協力の発展が盛んになっている。中国銀行や中国工商銀行などはすでにブラジルをはじめとする多くのラテンアメリカ諸国でしっかりと基盤を築いており、中国・ラテンアメリカ金融協力ブームの先頭に立っている。こうした状況に呼応し、中国のカード製造企業もこのブームに乗り、ラテンアメリカ市場の奪い合いとなっている。ブラジルのインターカヴィカード製造工場は銀行カードや携帯電話のSIMカードなどの情報安全製品を専門に取り扱う工場だ。ブラジルを含む多くのラテンアメリカ諸国の人々が使う銀行カードや携帯電話のSIMカード、交通ICカードはすべて同工場で作られている。同工場の持ち株会社は中国のある民営企業となっている。新華網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年12月5日