カナダ連邦移民局の最新のデータによると、9月末までに2017年の中国のパスポートを持つカナダへの旅行客・留学生は61万人を超えた。2018年には「中国・カナダ観光年」という両国間観光促進イベントがあり、カナダへ向かう中国の旅行者は今年より23%増加し、過去最高を更新することが予想されている。
過去3年間、中国のパスポートを持ち、カナダへ観光・留学する人は毎年増加し続けてきた。カナダ当局が臨時居住許可(留学ビザ・訪問ビザなどを含む)を発行した中国人は59万人、2016年には65万人に増加した。また、2017年9月現在は61.7万人に達し、2016年同期と比べて24%増加した。2016年、中国は英国に次いで、カナダの海外からの入国者(米国を含まず)の第二に多い国となった。
2017年11月末、トロントで挙行された「2017年カナダ・中国観光サミット」で、中国駐トロント総領事館総領事の何イ氏(火へんに偉のつくり)は、「2018年の『中国・カナダ観光年』は、中国とカナダの両国関係が新しい黄金時代に入ってから、両国人文交流分野での大きな重要な出来事である。中国・カナダ両国がともに観光資源大国であり、互いに重要市場と観光目的地となっている」と述べ、
中国・カナダ経済貿易文化交流協会会長の周建成氏は、「『中国・カナダ観光年』は必ず両国間の経済文化などの全方位的な交流・発展を促進する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月6日