中国観光業、新しい消費で新たな旅路に

中国観光業、新しい消費で新たな旅路に。

タグ:中国観光業 新しい消費

発信時間:2018-01-08 10:14:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 観光消費・需要側の変化は、川上の供給側にも波及している。中産階級の拡大に伴い、新たな消費者が中国観光業の新消費業態の登場を促している。これにより一連の観光供給側構造改革が生じた。2016年12月に打ち出された「第13次五カ年計画観光発展計画」は、観光商品の革新の推進に力を入れ、観光の新供給を拡大するとした。観光消費業態のアップグレード、発展理念の変化をめぐる行動が始まっている。

 

 観光供給側構造改革はこの1年間で掘り下げられ、「観光+」が観光業及びその他の産業の融合・発展の新モデルになった。湿地旅行、中国医薬健康旅行、スポーツ旅行、氷雪旅行、産業旅行、森林旅行、研究・学習旅行などが発展した。観光の機能が大幅に拡大され、人々の観光消費に新たな選択肢をもたらした。

 

 研究・学習旅行は、中国教育部の政策により急発展した。データによると、中国の遊学旅行者数は2014年以降に急増し、域内は2014年の140万人から2017年の340万人に、域外は35万人から85万人に増加した。遊学市場は毎年成長している。低年齢化は国内遊学市場の大きな特徴になっており、保護者は子供の遊学先をより理性的に考えるようになった。

 

 極地旅行を始めとする高級旅行は近年、精神の満足を求める人々の存在で急成長している。南極に上陸する中国人客数は、2008年の時点では延べ100人未満だったが、2016年には延べ3944人に達し、9年間で40倍弱に増えた。南極を訪れる中国人客数は、すでに世界2位となっている。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月8日


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