中国国家イメージ世界調査、中国の未来の発展を楽観視

中国国家イメージ世界調査、中国の未来の発展を楽観視。

タグ:国家 イメージ 調査 

発信時間:2018-01-05 16:56:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 現代中国、世界研究院(旧中国外文局対外伝播研究センター)が有名調査機関のミルワード・ブラウン及びLightspeedとまとめた「中国国家イメージ世界調査報告書2016−17」(中国語版、英語版)が本日、北京で発表された。今回の調査による主な発見は次の通り。

 

 (一)中国の全体的なイメージが安定的に向上しており、内政・外交で好評を博した。中国国家全体イメージは6.22点(満点は10点)で、近年の小幅成長の流れを維持した。発展途上国の中国に対するイメージは、全体的に先進国を上回っているが、先進国の伸び率は発展途上国を上回っている。中国はグローバルガバナンスへの貢献(6.5点)、国内ガバナンスのパフォーマンス(6.2点)で海外から好評を博しており、特に科学技術・経済分野のグローバルガバナンスへの参与が認められている。中高齢者よりも、海外の若者(18−35歳)の方が中国の内政・外交を積極的に評価しており、全体的なイメージが良好だ。中国の未来の発展についても楽観視している。

 

 (二)海外は中国の未来の発展に自信を深めている。回答者は、中国が間もなく世界一の経済体になると予想した。海外の回答者は中国の未来の発展に期待している。先進国と発展途上国は、中国の国際的な地位と世界的な影響力が強化を続け、中国が新たなグローバル化をけん引し、グローバルガバナンスにさらに多大な貢献を成し遂げると判断した。中国が世界一の経済体になるとした比率は、2013年の17%、2014年の20%、2015年の24%、2016−17年の33%と上昇し、年を追うごとに伸び率が拡大している。

 

 (三)中国が打ち出した「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)イニシアチブは広く評価されており、中国のBRICS協力枠組みにおける役割が期待されている。一帯一路の海外での認知度は毎年上昇しており、インドネシアやインドなどの沿線諸国では4割以上に達している。回答者は同イニシアチブが、個人・国家・地域・世界経済・グローバルガバナンスに対して積極的な意義を持つと判断しており、特に発展途上国と海外の若い世代の間で認知度が高い。海外回答者の6割以上が、中国がBRICS協力枠組みに熱心であり、中国がさらに積極的な力を発揮することに期待している。


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