17日の中国株式市場は、証券や銀行など金融銘柄が引っ張るかたちで上海総合指数が一時、2016年1月末以来24か月ぶり
の高値を付けた。アナリストは、市場の取引額が大きく膨らんでいることは、新たな資金による買い増しが入っていることを示しており、短期的にA株がさらに活況になると分析している。
17日のA株市場では証券銘柄が全面高となり、同セクターの上昇率が3.46%に達した。うち国信証券はストップ高、浙商証券は9.04%の大幅高、中原証券、中国銀河、東方財富の上昇率がいずれも4%以上となった。
今週に入って証券銘柄のパフォーマンスが良く、構成銘柄31銘柄がいずれも上昇している。国信証券(上昇率10.23%)、財通証券(10.03%)、中原証券(9.75%)、中信証券(8.33%)、中国銀河(7.44%)、浙商証券(7.30%)などの上昇率が7%以上となった。