13日に開業した中国南部で最も美しいとされる屋外スキー場――標高1200メートル余りの廬山スキー場
中国オリンピック委員会戦略パートナーの騰訊(テンセント)スポーツユニオンなどの団体が15日、『2018年中国氷雪産業白書』(ウィンタースポーツ産業白書)を発表した。
白書によると、2022年の冬季オリンピック開催地に北京が選ばれたことを受け、中国ではウィンタースポーツの開催件数が年々増加しているという。大会参加者数、観客動員数とも伸びているほか、参加者の多様化、開催規模の拡大、影響力の広がりを伴うなど、急成長段階に入ったとの見方を示した。
中国国内で開催されるウィンタースポーツ大会は、プロの大会と一般客向けのエンターテイメントショーの2つに分けられる。プロの大会は氷上競技と雪上競技が中心で、プロ選手の育成をめざすものとなっている一方、エンターテイメントショーの方は一般客向けのが中心で、スポーツ人口の裾野を広げることがねらいとなっている。