全国人民代表大会(全人代)代表、北京市発展改革委員会主任の談緒祥氏はこのほど、雄安新区の建設を北京新版都市総体計画に組み込み、雄安新区に必要な支援を行う方針を明らかにした。現在すでに、局処級の幹部23名が雄安新区の職務に就いている。北京市は今後、雄安新区建設を七つ面で支え、雄安新区がハイクオリティな発展の全国モデルになるよう後押ししていく。
談緒祥氏は、北京市が雄安新区の建設支援を拡大する七つの項目を紹介した。
一、河北省と連携して、雄安新区計画の修正・拡充と都市設計業務を継続する。
二、「ターンキー」方式で雄安新区の学校3カ所と病院1カ所の新築準備作業を進める。対象となる北海幼稚園、史家小、北京四中、宣武医院は北京で学習と医療のハイレベルな学校と病院を運営している。北京市は現在、「ターンキー」プロジェクトの実施方法を研究・制定しており、雄安新区建設の進捗に合わせ、早期の着工を目指している。
三、雄安新区中関村科技パークを共同で建設し、雄安新区中関村科技産業拠点と新型産業インキュベーターの建設を加速する。北京の創新(イノベーション)・創業企業が同拠点で発展し、政府の支援を求めることで、中関村の先行試験政策が雄安新区に拡大する。