2017年度発表済み業績報告のデータによると、2017年の中国上場保険会社7社の純利益の総計が1810億元になった。中でも、中国平安保険の純利益が999.78億元で最高となった。上場保険会社純利益の大幅増加の原因は他でもない投資収益の大幅増にある。
4097億元という金額!これは2017年上場保険会社7社の総投資収益のデータである。その中で最も良い成績を上げたのは衆安在線保険で、その総投資収益率は7.7%であった。中国太平は最低を記録し、わずか4.48%で、業界の平均レベル5%を下回った。
投資収益は上場保険会社の増益に最も貢献した。この点では、中国人寿保険において最も明らかである。2017年中国人寿の投資収益は1290.21億元に達し、前年より19.3%増えた。総投資収益率と純投資収益率はそれぞれ5.16%と4.91%で、前年と比べてそれぞれ0.55ポイントと0.25ポイント上昇した。