10日に開催された第2回中国飲食サプライチェーン博覧会・2018中国飲食ブランドデーイベントで、中国ホスピタリティ協会が発表した「2018中国飲食業年度報告」は、17年度の中国各省・市の飲食業の収入ランキングを掲載している。北京商報が報じた。
報告によると、17年の各省・市・自治区の統計公報によると、広東省の飲食業の収入が前年比5.9%増の3680億3000万元(1元は約17.23円)で首位だった。以下、山東省3602億6000万元、江蘇省3076億6000万元と続いた。北京市は1028億8000万元で14位だった。飲食業の収入の増加ペースを見ると、雲南省が前年比17.1%増と、増加幅が最大だった。統計によると、トップ10の省・市の飲食業の売上高は合わせて2兆2622億元と、中国全体の57.06%を占めた。
飲食のジャンル別に見ると、報告は、「団体客」に定期的に食事を提供する「団餐」業界の売上高が約30%増加、店舗数が33%増加し、飲食業界のダークホースとなっている。火鍋業も好調で、麻辣火鍋、特に串串香などの手軽な飲食が急速に発展している。その他、17年、デリバリー市場が引き続き急速に成長し、前年比23%増の2046億元規模に達した。オンラインデリバリーのユーザーは前年比18%増の3億人に達し、三、四線都市のカバー率が急上昇している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月11日