仏駐中国大使館は先ごろ北京で開催した「フランスの魅力」と題した記者会見で、フランスの観光客誘致に向けた最新の措置を重点的に説明した。
フランスのジャンモーリス・リペール駐中国大使は、「フランスは世界最大の観光地で、2017年は約8900万人の外国人観光客が訪れた。フランスの目標は、2020年までに毎年1億人の観光客を迎えることだ。フランスは5年連続で中国人観光客の欧州ツアー渡航先第1位となり、2017年は前年比19.3%増の200万人の中国人観光客が訪れた」と説明した。
中国人観光客に人気のパリ、コートダジュール、プロヴァンスのほかに、フランスは中国市場で海外領地レユニオン島などのような、比較的小規模だが質の高い旅行体験ができる観光スポットを広めたい考えだ。