中国人民銀行(中央銀行)が24日に発表した第一四半期(1-3月)の決済システムの運行状況によると、銀行・金融機関が取り扱った電子決済業務は合わせて395億9200万件で、総額746兆3300億元(1元は約17.1円)だった。そのうち、オンライン決済業務が前年同期比7.12%増の121億100万件で、総額は同3.49%減の635兆7600億元だった。モバイル決済業務は前年同期比17.84%増の109億6300万件、総額は同16.76%増の70兆8200億元だった。非銀行決済機関が取り扱ったオンライン決済業務は前年同期比134%増の1101億9100万件で、総額は同93.15%増の51兆1300億元だった。人民日報が報じた。
統計によると、同期、中国全国の決済システムの運行状況は安定しており、社会資金の取引規模が拡大を続け、決済業務数が安定して増加している。中国全国で取り扱われた非現金決済業務は前年同期比36.6%増の455億8500万件で、総額は同比0.21%増の930兆6000億元だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月25日