中国商務部の高峰報道官は7日の定例記者会見で、中国側が発表した中米経済・貿易協議に関する声明について「中米間の貿易摩擦のエスカレートを望まないという中国側の立場は一貫しており、明確だ。米国側が中国側と向き合い歩み寄り、中米両国の経済・貿易のバランスの取れた調和的な発展を推進することを望む」と表明した。
中米双方の経済・貿易代表団はワシントンで合意に達した共通認識を実行に移すため、2−3日にかけて北京市で率直に議論を掘り下げ、多くの分野で積極的かつ具体的な進展を手にした。声明はまた、米国側が追加関税を含む貿易制裁措置を講じれば、双方の協議によって形成されたすべての経済・貿易成果が無効になるとした。
高氏は次のように発言した。
中米双方は先週末の協議で、一部の具体的な貿易協力分野、特に農産物・エネルギー分野について具体的な議論を掘り下げた。中国側は共に向き合い歩み寄ることを前提とし、米国からの輸入拡大を願う。