輸入車の関税引き下げ 国産車への影響は?

輸入車の関税引き下げ 国産車への影響は?。

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発信時間:2018-06-10 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 国務院関税税則委員会は先日、公告を発布し、2018年7月1日から税率25%の輸入自動車の関税を15%に、輸入自動車部品の税率を6%に引き下げると発表した。


輸入車の関税引き下げ ディーラーは値下げ開始 消費者の反応はまちまち


 自動車の輸入税引き下げの情報発表後、記者は深セン市内の複数の輸入車4S店を訪れた。ディーラーは記者に対し、7月1日までまだ時間があるが、すでに値下げしたと話した。4S店で72万4800元だったモデルを67万7800元に6.5%値下げしたという。


 深セン市の某自動車販売サービス会社の邢文店長は、「税率には算出方法があり、車1台の下げ幅は5~10ポイントになる」と話した。


 また、「輸入車の関税引き下げは店の利益増加につながり、輸入車の価格が下がれば、販売台数は増加する。販売台数が増加すれば、アフターサービスと洗車サービスの利益も増加するだろう」と邢文氏。


 関税引き上げは消費者にとって良い情報であり、下げ幅がどの程度であっても従来より安くで輸入車を購入できる。


 消費者は輸入車の価格だけでなく、ブランド効果とアフターサービスにも関心があり、購入に対する態度はまちまちである。


輸入車の関税引き下げ 国産車メーカーの競争力向上


 輸入車の関税と同時に、輸入自動車部品も6%引き下げられ、一部の投資家は自主ブランドの発展に有利だと考えている。


 某企業のマーケティングディレクターの曹錫永氏は、「自動車部品の関税引き下げにより企業は市場競争力を高め、簡単で小型の部品を淘汰し、複雑で大型の部品の開発に専念するようになる。そのほか、企業は海外市場での開発投資と原価管理を強化しており、これも自動車部品の関税引き下げへの対応策である」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月10日

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