ロシア連邦統計局の統計によると、2018年第1四半期(1-3月)にロシアを訪問した中国人観光客はのべ21万6000人と、前年同期を18%上回った。
18年第1四半期にロシアを訪問した外国人観光客数はのべ430万人で、ウクライナ、カザフスタン、中国からの観光客が最多となった。アジア太平洋地区では中国からの観光客が最多となった。
近年、ロシアは中国人観光客の間で人気の渡航先となっている。モスクワやサンクトペテルブルクなど大都市のほか、大勢の中国人観光客が多くの都市を訪れている。
このほか、ロシア極東地区の沿海地方を訪れる中国人観光客も増えている。同地区は2017年8月から電子ビザ制度を導入しており、同制度による中国人観光客の滞在許可期間は最大8日となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月12日