スズキ、中国での自動車販売が悪化 市場撤退観測も

スズキ、中国での自動車販売が悪化 市場撤退観測も。

タグ:日本自動車

発信時間:2018-06-22 14:18:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本のスズキの中国での自動車販売が悪化し、同社がてこ入れ策の検討に入ったことが分かった。2つあった中国資本との合弁会社のうち1つを解消したため、現地では市場撤退の観測も浮上。スズキは踏み込んだ改善策を求められそうだ。共同通信が19日に報じた。


 中国で自動車を生産する合弁会社の重慶長安鈴木汽車(重慶市、1993年設立)は、2017年度の新車販売台数が前年度比約28%減の約7万9000台と大幅に減少し、足元も苦戦が続いている。好調なインド市場とは対照的だ。


 販売低迷を受けて中国では4月ごろからスズキが撤退するとの噂が流れ、長安鈴木は「引き続き消費者に優れた製品とサービスを提供していく」と声明を出した。


 しかし、スズキは6月15日に1995年から自動車を生産してきた合弁会社の江西昌河鈴木汽車(江西省景徳鎮市)について、経営不振で合弁を解消したと発表。撤退観測に拍車を掛けた。

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