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発信時間：2018-06-28 15:52:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国国務院新聞弁公室は28日「中国と世界貿易機関」白書を発表した。中国が同問題で白書を発表するのは初めて。

　中国の世界貿易機関（WTO）加盟時の公約の履行を全面的に紹介し、多国間貿易体制建設に参与する中国の原則的立場と政策の主張を説明し、より高水準の対外開放を推進する中国の意思と行動を明らかにするため、中国政府は同白書を発表した。

　白書の全文は約1万2000字。「初めに」と「最後に」の他に、「中国がWTO加盟時の公約を着実に履行」「中国が多国間貿易体制を断固支持」「中国のWTO加盟後の世界への重要な貢献」「中国がより高水準の対外開放を積極的に推進」という4つの部分が含まれる。同白書の要旨は下記の通り。

　2001年の中国によるWTO加盟は、中国が経済グローバル化に深く参与する節目となり、中国の改革開放が歴史的な新段階に入ったことを象徴している。中国はWTO加盟以降、社会主義市場経済体制の改善を続け、多国間貿易ルールとの連結を全面的に強化し、貨物・サービス貿易開放の公約を着実に履行している。知的財産権の保護を強化し、対外開放政策の安定性・透明性・予測可能性が大きく向上している。多国間貿易体制の効果的な運営に向け、積極的な貢献を成し遂げた。

　WTOを中心とする多国間貿易体制は国際貿易の礎であり、世界の貿易発展と開放型世界経済の建設を推進する上で柱石としての力を発揮した。WTO加盟以降、中国は多国間貿易体制を終始、断固支持しており、WTOの各種業務に全面的に参与し、WTOに発展途上国の関心事への重視を強めるよう促した。一国主義と保護主義に反対し、多国間貿易体制の権威と有効性を守り、各加盟国と共にWTOが経済グローバル化においてより大きな力を発揮できるよう促した。

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