上半期の主なタイトルは、国家の力を示す「紅海行動(OPERATION RED SEA)」や、喜劇ファンタジーの「超時空同居(HOW LONG WILL I LOVE YOU)」、ハイテク技術が駆使された「唐人街探索(DETECTIVE CHINATOWN)」、「動物世界(ANIMAL WORLD)」、郷愁恋愛タイトルの「後来的我們(US AND THEM)」、芸術映画の「米花之味(THE TASTE OF RICE FLOWER)」、アニメの「熊出没・変形記(BOONIE BEARS:THE BIG SHRINK)」、「潜艇総動員:海底2万里(HAPPY LITTLE SUB MARINE 20000 LEAGUES UNDER THE SEA)」、ドキュメンタリーの「厲害了、我的国(AMAZING CHINA)」、「出山記(BEYOND THE MOUNTAINS)」などだ。秀逸な物語で中国映画のイノベーション活力を示し、鑑賞者の選択肢を広げることで、市場における国産タイトルの位置づけを強固なものにした。
清華大学教授の尹鴻氏は、「2018年に中国は世界最大の映画市場になる可能性がある」と話す。中国映画関係者協会秘書長の饒曙光氏は、「中国映画市場では人口ボーナスの恩恵が完全に及んでいるわけではないため、大幅な観客動員数の伸びにより、今後も発展する余地は非常に大きい」との見解を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月5日