フォーチュン誌は世界企業売上高番付「フォーチュン500」を発表した。ウォルマートが5年連続で首位になり、2位は国家電網、3位は中国石油化工集団公司。4位は中国石油天然气集団公司、5位はロイヤル・ダッチ・シェル。
入選した企業数を見ると、中国は15年連続で増加し、120社に達した。米国(126社)に肉薄しており、3位の日本(52位)に大差をつけている。初入選した中国企業13社は、招商局集団、雪松控股、象嶼集団、兗鉱集団、鞍鋼集団、首鋼集団、緯創集団、台湾中油、中国太平保険集団、富邦金融控股、泰康保険集団、河南能源化工集団、青島ハイアールで、保険業界(3社)が最多だった。青島ハイアールは電子・電子設備業界で唯一新たに入選した中国企業。
純資産・収益率ランキングを見ると、中国で上位に入選したのはテンセント、碧桂園、ファーウェイ、美的、台積電。中国本土企業のうち利益率が最も高かったのはテンセントで、30%以上。
順位の変化について、今年最も大きく浮上したのは中国の国家能源投資集団で、順位を175上げた。注意すべきは、順位を最も大きく上げた10社のうち、8社が中国本土企業であることだ。国家能源投資集団の他に、アリババ、テンセント、山東能源集団、厦門国貿、美的、厦門建発、碧桂園が含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月23日