「上場企業ストックインセンティブ管理弁法」の改正により、ストックインセンティブの対象となる域内上場企業外国籍従業員の範囲が、域内で勤務する外国籍従業員からすべての外国籍従業員に拡大される。
交銀基金の馬韜チーフ戦略アナリストは「今回の新規定はA株市場の国際化を促し、かつ外国籍専門人材の中国域内での勤務と創業、中国経済への浸透を促す。一部上場企業のストックインセンティブにおける国籍による持分などの問題を効果的に解消する、基礎的かつ長期的な重要政策だ」と指摘した。
中国証券監督管理委員会の担当者は「中国証券登記決算有限公司が外国人によるA株証券口座開設に関する実施規則を発表する。また当委員会は関連部門と共に税収、資金為替管理などの関連接続作業を徹底し、上述した方法の秩序ある施行を保障する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月16日