日本の企業家・堀江清史氏は、「昨年、蘭州ラーメン(蘭州牛肉麺)の1号店が東京に進出し、大人気の店になった。2号店もすでにオープンし、こちらも爆発的な人気だ。日本と甘粛がラーメンでつながった。これから観光、文化、新エネルギー、設備製造などより多くの分野で協力が行われることを期待する」と述べた。
同委国際協力部の王鳳■(煮のれっかが羽)部長は、「これまで、日本企業の多くは中国の東北地方、沿海の発達した地域に投資することが多かったが、『一帯一路』の建設実施にともない、『一帯一路』建設に参加して、西部市場を開拓したいと考える日本企業も出てきた。最近は、世界のトップ500社に選ばれた日本企業、在中国日系企業などがたびたび甘粛省を訪問している」と述べた。
日本の秋田県は甘粛省が改革開放に乗り出して以降、初めて友好・姉妹都市提携を結んだ地方自治体で、1982年に関係がスタートすると、双方は経済、文化、ラジオ・テレビ、スポーツ、医療・衛生、農業、環境保護、人材育成など多くの分野で幅広く協力を展開してきた。2018年上半期現在、日本企業94社が甘粛で投資や事業を行い、甘粛の対日貿易額は2億8600万元(約46億2571万円)に達する。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月24日