馬氏はアリババ創業当時、102年間成長し続ける会社という構想を打ち出した。手紙には、「102年間も会社に併走することは誰にもできない。会社の持続的発展のよりどころとなるのはコーポーレート・ガバナンス、企業文化のシステム、切れ目のない人材ピラミッドであり、数人の創業者にばかり依存するわけにはいかない。まして私は自分の能力、精力、体力というものの限界をよく知っている。誰しも企業のCEOや会長の職を永遠に担い続けることはできない」とある。
馬氏は、「しっかりした制度を構築し、しっかりした独自の企業文化を形成し、一連の人材による後継者システムを育成し鍛え上げなければ、企業の継承発展という難題を解決することはできないと確信する。実際、2013年にCEOのバトンを渡した後も、私たちはこのような制度に基づき5年にわたり順調な運営を行ってきた」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月11日