中国文化・観光部によると、今年の中秋節連休は、観光市場の需給が安定した。中国観光研究院(文化・観光部データセンター)がまとめた総合通信事業者、オンライン旅行サービス業者、各地方政府観光部門のデータによると、中秋節連休の全国受入国内観光客数は延べ9790万人、国内観光収入は435億元に上った。
文化・観光部の責任者は、今年の中秋節連休について、中・長距離旅行が減り、近場の家族旅行の割合が高かったと説明した。各地の名所・景勝、歴史的都市など伝統民俗の特色に富む観光地が多くの観光客を迎え入れた。初の「中国農民豊作節」が開幕したことで、農業観光が新たな目玉となった。
携程によると、今年の中秋節連休のホテル予約件数は前年同期比で300%増加した。多くの観光客が近場の観光を選び、高速鉄道が主な移動手段となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月25日