A株は好調のまま、9月最後の営業日を終えた。有力銘柄のけん引を受け、上海総合指数は28日、2800ポイントをつけ、一部銘柄が高騰した。銀行や証券会社による金融銘柄が大きく伸び、全体の流れを支えた。希土類・永久磁石、粤港澳大湾区などの関連銘柄も好調だった。上海総合指数の終値は1.06%高の2821ポイント。深セン成分指数は0.80%高の8401ポイント。創業ボード指数は0.78%高の1411ポイント。上海総合指数は9月に3.5%高となった。
28日の上海・深セン両市場は小幅高で始まり上昇し続けたが、伸び悩む动きを见せいったん下げに転じた。その後、銀行・保険銘柄の力強いけん引を受け、指数が上昇の流れを保った。午後は起伏があったが上昇の流れは変わらなかった。両市場・3指数は全面高で取引を終了した。金融、自動車、交通運輸関連銘柄が伸び、新華保険、常熟銀行、鵬翎股份、宏川智慧など多くの銘柄が好調で、市場の全面高をけん引した。
巨豊投顧の郭一鳴氏は「市場は28日に再び波に乗り、2644ポイント以降の反転上昇のトレンドを維持した。注意すべきは、28日は国慶節前の最後の営業日だったことだ。市場が好調だったことは、この反転上昇のトレンドが十分に重視される必要性を示した。また最近の市場ムードの改善を見る限り、今後の上昇の余地と期間についてもある程度は期待できる」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月30日