日本の河野太郎外相は現地時間28日、米ワシントンの母校ジョージタウン大で講演した。中国の「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)イニシアチブを評価し、中国やロシアと長期的な関係を構築する重要性を強調した。
時事通信の29日の報道によると、河野氏は講演の中で、透明かつ開放的な国際基準に合致すれば、中国の一帯一路は国際協力の高い潜在力を持ち、日本の安倍晋三首相が提唱する「自由で開かれたインド太平洋戦略」と足並みを揃えることもできると述べた。共同通信によると、河野氏は一帯一路に言及した際に、「世界に良い影響をもたらす中国を歓迎する」という立場を示した。
共同通信によると、河野氏は調整中の安倍氏の訪中についても言及し、日中関係改善の姿勢を示した。平和・安定・繁栄を実現するため、「日中両国が共に大きな責任を担っている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月30日