中国の新興サービス貿易額の伸び率は最近、サービス貿易額全体を上回っている。商務部研究院国際サービス・貿易研究所の李俊所長は「新興サービス貿易の急成長は、中国のサービス業、特にインターネット、デジタル経済などのサービス業の発展原動力が強まったことや、中国の開放措置、サービス貿易の革新・改革の掘り下げといった政策の効果が現れたことにある」と判断した。
サービス業の急成長により、サービス輸出額が輸入額を上回り続けている。商務部のデータによると、1−8月のサービス輸出額は今年以降の急成長を維持しており、輸出の伸び率は輸入を5.7ポイント上回った。うち伸び率トップ3は、電気通信コンピュータ・情報サービス(61.1%)、個人文化・娯楽サービス(38.8%)、保険サービス(26.5%)だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月30日