中国人民銀行は29日、構造性脱レバレッジの度合いとリズムを把握し、金利、為替レート、国際収支などのバランスを維持し、経済の安定かつ健全な発展を促進し、市場予想を安定させる必要があるとした。
人民銀貨幣製作委員会は26日、第3四半期定例会議を開いた。会議は、サプライサイド構造性改革深化の要求にもとづき、融資構造と与信構造を合理化し、金融の民間企業への支援と民間企業の経済・社会発展への貢献に対応できるよう努め、金融サービスの実体経済能力を高め、経済金融の良好な循環を促す必要があると強調した。
会議は、中国経済は安定した成長を維持し、経済成長は粘り強さを保ち、需給はほぼ安定し、成長の原動力が急速に転換しているとの見解を示した。穏健かつ中性の金融政策は良好な効果を上げ、マクロ経済レバレッジ比率は安定に向かい、金融リスク管理の効果が現れ、金融の実体経済への支持は比較的安定しているという。
人民銀貨幣製作委員会は、反循環調整に高く重視し、情勢予断と将来の予想の微調整を強化する必要があると示した。また、穏健な金融政策を中性に維持し、適度に緩和し、通貨供給量を適切に管理し、合理的な流動性を維持し、与信と社会融資規模の合理的増加を促す必要があるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月6日