また、「例えば、ユニクロの商品の多くは、中国のOEM企業が製造しており、中国のアパレルメーカーの発展には、ユニクロのようなファストファッションブランドへのシフトが必ず必要かは、さらなる議論が必要だ。中国の紡績品・衣類の内需市場規模は膨大で、紡績・衣類の自主製造産業の安定した支えが必要だ。中国の内需市場には、多層、多元化という特徴があり、ブランド・企業にはいろんな発展の道がある」との見方を示す。
そして、「もちろん、国際的な競争力を有する自主アパレルブランドを育てるというのは中国の紡績工業の変わらない目標で、中国のアパレル企業や業界組織は現在、業界の人材育成、優秀なデザイナーの招聘、国際化した展示プラットフォームの構築などを重視するなど有意義なチャレンジを行っている。ブランドの一番の基礎になるのは品質の高さで、それに加えて、豊富な文化的クリエイティブの要素、市場への適応能力、良好な社会的責任イメージなどが必要になってくる。うち、市場の需要や流行の動向に対する研究、ファッション文化に対する理解などの強化が現時点で特に重要だ」と指摘した。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年10月15 日