中国商務部は17日、中国の今年第1-3四半期の対外直接投資額が800億米ドルを超え、前年同期に比べ5%以上増えたことを明らかにした。
今年に入ってから中国の対外投資協力は、安定的に健全な発展トレンドを保っている。商務部の統計によると、今年1-9月に中国国内投資家が世界の155カ国・地域の海外企業4597社に対して行った非金融直接投資額は、前年同期比5.1%増の820億2千万米ドルに上った。
専門家は、一部の国が対外投資に対する監督管理を厳格化し、世界の海外直接投資が減少するなか、中国がこのような対外投資を続けているは容易ではないとの見方を示す。国連貿易開発会議が先ごろ発表した「世界投資トレンドモニタリングレポート」によると、今年上半期の世界の海外直接投資総額は約4700億米ドルで、前年同期に比べ41%減少し、10年ぶりの低水準となった。