改革開放40年、世界観光強国へ邁進する中国

改革開放40年、世界観光強国へ邁進する中国。先ほどの国慶節に伴う7連休期間、中国の国内観光客数と収入が「ダブル成長」を実現した…

タグ:中国観光

発信時間:2018-10-17 16:55:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 先ほどの国慶節に伴う7連休期間、中国の国内観光客数と収入が「ダブル成長」を実現した。中国観光研究院文化・観光部データセンター)の推算によると、連休中の全国国内観光客数は前年同期比9.43%増の延べ7億2600万人に達した。国内観光収入は9.04%増の5990億8000万元。都市部レジャー、紅色観光(革命聖地観光)、農村旅行、マイカー旅行、観光・遊覧などの旅行消費活動が活況を呈した。


 「40年の発展を経て、観光は現在すでに中国国民・大衆の日常生活に深く浸透している。これは非常に素晴らしい変化だ」観光業界のベテラン専門家、中国観光研究院の戴斌院長は、中国の観光業の40年に渡る大きな変化に驚嘆した。


 データによると、中国観光業生産額の国民経済への貢献は、改革開放前であればほぼ計算する必要がなかった。現在の中国の観光及び関連産業付加価値額は3兆5000億元を突破し、GDPに占める割合が4.5%を上回っている。旧国家観光局のデータによると、中国の観光業の国民経済に対する総合的な寄与率は約11%にのぼり、すでに国民経済の成長と雇用をけん引する戦略的支柱産業になっている。


 改革開放初期の1978年、中国の国内観光客数は延べ181万人のみ、外国人客数は22万人のみで、国際観光外貨収入はわずか2億6300万ドルだった。2017年になると、国内観光客数は延べ50億100万人に、国内観光収入は4兆5661億元に達した。外国人客数は延べ1億3948万人で、国際観光収入は1234億ドルに達した。国内住民の海外旅行者数は延べ1億4273万人。中国の観光業はグローバル化の程度が大きく高まっており、世界最大の国内観光市場、世界一の国際観光消費国、世界4位の観光目的地国になっている。商務部研究院が発表した「世界サービス貿易発展指数報告書」によると、中国の海外旅行支出が世界市場に占めるシェアは2016年に21.4%に達した。中国は引き続き、海外旅行で支出が最も多い国になった。

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